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神経腫瘍外来

聴神経腫瘍の診断と治療を行います。

1.聴神経腫瘍外来について

1)聴神経腫瘍とは

耳鳴り、難聴、めまいを起こす疾患の中には、稀に脳腫瘍が原因のことがあります。
そのほとんどが、聴神経腫瘍と呼ばれる良性脳腫瘍です。当外来では、聴神経腫瘍を専門に扱います。

2)当外来で診療する疾患

聴神経腫瘍、頸静脈孔腫瘍、錐体尖真珠腫

2.診断治療について

1)診断について

MRIと呼ばれる画像精密検査にて腫瘍の性質・大きさなどを診断いたします。また、正確な聴力評価のために、一般的な聴力検査に加えて、語音弁別能検査、耳音響放射(OAE)、聴性脳幹反応(ABR)を行います。

その他、平衡感覚の検査(眼振検査、カロリックテスト)も行い、多角的評価を十分行うよう心がけています。

2)治療方針

良性腫瘍ではあるものの、経過とともに徐々に大きくなる傾向があり、頭蓋内圧迫症状を呈することもあるため、手術による全摘が望ましいと言われておりますが、一般的な治療方針として、手術以外にも、経過観察やガンマナイフと呼ばれる放射線治療もあります。

3.担当医よりメッセージ

当外来では、担当医の中に自身聴神経腫瘍で手術を受けた者もおり、腫瘍の大きさ・聴力・症状・年齢を考慮し、手術・経過観察・放射線治療の中で、一番よい方法を患者である皆さんと相談しながら決めております。

また、宮城県内のみならず、東北6県や関東方面から希望されて受診頂く方もおり、手術症例数も全国の大学病院耳鼻咽喉科ではトップクラスです。

聴力検査、語音弁別能検査、平衡機能検査、聴性脳幹反応などの精密検査、MRIなどの画像精密検査を行い、皆さんそれぞれに合ったベストの治療方針を一緒に考えていきたいと思っております。

4.各疾患説明

A)聴神経腫瘍

耳鳴りや聞こえが悪くなるのがきっかけで見つかる事がほとんどなので、“聴”神経腫瘍と呼ばれますが、実際には平衡感覚を司る前庭神経から出来る腫瘍であり、前庭神経鞘腫とも呼ばれます。