第33回日本口腔・咽頭科学会総会ならびに学術講演会

ご挨拶


第33回日本口腔・咽頭科学会 学術講演会
会長 香取 幸夫
東北大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学教室
このたび第33回日本口腔・咽頭科学会を、東北大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学教室が担当し、2020年(令和2年)9月3日(木)、4日(金)の両日に仙台市で開催させていただくことになりました。この機会を賜りましたことを大変光栄に存じ、教室を代表して会員の先生方に深く感謝を申し上げます。

本学会は口腔・咽頭領域の疾病とその治療について議論する貴重な場であるとともに、耳鼻咽喉科が関与する免疫、呼吸、摂食、味覚、消化といった生活の営みと質に重要な機能を学ぶ機会を提供しています。対象とする主題は、唾液腺、上気道免疫・感染症、口腔アレルギー、睡眠時無呼吸症候群、味覚障害、口腔がん、咽頭がん、発話、嚥下、などにわたります。今回の学会でもこれらの多彩な主題に対して、多くの発表・聴講の機会を設けてご参加の先生方に実りある時間をすごしていただきたいと思います。

現在は新型コロナウイルス感染症の脅威により集会が自粛となる趨勢ですが、予定の期日には学会が開催できることを望み、教室員とともに鋭意準備を進めております。学会の準備状況や開催様式については今後HPに随時アップしてまいります。また不明な点がございましたら学会事務局のメールアドレスあてにお問い合わせをお願い申しあげます。

9月の東北地方は秋の気配が感じられ、過ごしやすい、また自然の景色や味覚に恵まれる頃となります。この機会に皆さま方に学術交流と懇親を深めていただければ幸甚です。

多くの先生方のご参加を心よりお待ちしております。

令和2年3月26日