学生・研修医の方へ

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輩からのメッセージ

本蔵 陽平

1、高次修練に参加した時期

2006年6月

2、主な高次修練コース

関連施設研修コース(石巻日赤病院、東北公済病院)+東北大学研修コース

3、高次修練の思い出など自由にお書き下さい

小林教授にお願いして、当時は臨床研修病院の候補として考えていた石巻日赤病院で約2週間、それ以外は東北大学と公済病院で耳・鼻の手術見学三昧の予定を組んでいただきました。

石巻日赤病院での実習では、“口蓋扁桃摘出術の手術所見を書く”というのが最終課題で、貸していただいた手術書を片手に一生懸命初めての手術所見を書いたのを覚えています。外科系医師として非常に重要な基礎を教えていただいたと感謝しております。耳鼻科医として3年が経過し、執刀した手術所見のファイルはずいぶん厚くなってきました。でもファイルの1ページ目は今でもその時の手術所見コピーです(自分の執刀ではありませんが・・・)。ずいぶん拙い手術所見ですが、それを見ると初心に帰るような気がします。

耳鼻咽喉科は、触れれば触れるほど奥深さ・楽しさを発見できる分野だと思っていますが、5年生の2週間実習だけではなかなか伝わらないかもしれません。皆さんの興味のままに有意義な高次修練1ヶ月を耳鼻咽喉・頭頸部外科で過ごしていただけると嬉しいです。お待ちしています。