１、高次修練に参加した時期

2008年5月1日～5月31日

２、主な高次修練コース

東北大学研修コース

３、高次修練の思い出など自由にお書き下さい

高次修練では主に大学病院内で研修させていただきました。一番思い出に残っているのは、仙塩病院で中耳手術の見学をさせて頂いたことです。そこで、真珠腫の新しい手術法であるsoft wall reconstruction法の後に、合併症として起こらないと言われていた再陥凹が生じて再形成性再発を来した症例を見ることができました。そのとき「何故このような病態が生じたのだろうか」と勉強を続けることにより、授業で習った中耳炎の知識では解らなかった、真珠腫発生のメカニズムが少しずつ見えて来ました。その経験を日本耳科学会で演題発表をする機会を与えて頂き、耳鼻咽喉科疾患の奥深さを体感することになりました。皆さんも是非、高次修練で耳鼻咽喉科を選択して下さい！お待ちしております。